TotalFileGuard ―ファイルの自動暗号化で情報セキュリティ対策 ■ファイルプロテクション

 

ファイルプロテクション

暗号化(鍵を閉めた状態)

暗号化について

TotalFileGuardの基本的なコンセプト

ユーザが意識せず自動暗号/復号化を行うファイルプロテクション

暗号化は素早く、復号化は直前に

平文のままファイルが存在している時間が長いほど、漏洩の危険性が高くなります。TFGではファイル作成後自動的に暗号化し、ファイル展開時に自動的に復号化して保護します。

操作手順は変わらずに、プロテクトは確実に

通常の手順と変わった操作をさせることは操作ミスを誘発します。慣れた操作でありながら確実な保護を行うことで誤操作などによる漏洩を防ぎます。

管理は簡単に、操作ログは忠実に

管理者にとって運用管理は想像以上に負担になります。また管理者権限の悪用に対しては管理が難しいものです。運用管理を容易にし、管理者の操作履歴を確実に記録できることで、確実な運用を可能にします。

習得時間は短く、インストール作業は速やかに

堅固なツールでも操作方法を誤ると効果がありません。TFGでは分かりやすく簡単な操作方法で運用可能です。またシステムの構築も容易に行えます。

TotalFileGuardで保護するファイルを設定する方法

アプリケーション単位での保護

ファイルを暗号化して保護したいアプリケーションを登録します。登録されたアプリケーションのファイルは利用時に全て暗号化されます。

拡張子単位での保護

拡張子を指定してファイルを暗号化します。クライアントプログラムが定期的にPC内をスキャンし、指定された拡張子を全て暗号化します。

※操作したファイルは場所に関係なく全て暗号化

ファイルを開いた場所がクライアントプログラムをインストールしていないファイルサーバ上に保管されていても、インストール済みPC上で操作された場合には全て暗号化されます。

復号化(鍵を外した状態)

復号化について

復号化できる条件

  • クライアントプログラムがインストールされている
  • 管理サーバと接続している
  • 認証が行われ許可される
  • 情報管理者から権限が付与されている
  • 管理者から許可される

上記条件を最低一つ以上クリアしなければ復号化ができません。

様々な認証方法で利用環境に左右されない

復号化可能条件のうちもっとも基本的な「認証」の方法は以下の四通りになりますが、それぞれ に複数の手段を用意しています。ファイルを利用する機会に支障が出ないよう、柔軟な対応が可能です。

  • 管理サーバによる認証 - アカウントやクライアントPCのHDDを認識、またUSBトークンを併用して認証等を設定可能です。
  • USBトークンによる認証 - アカウント・パスワードによる認証、管理サーバによるHDDの認証、等を設定可能です。
  • ソフトウェアによる認証 - トークンキーや管理サーバとの接続に影響されない特殊な認証方法です。
  • 事前の情報管理者からの許可による認証 - 特別な権限による復号化権限を付与することが可能です。

権限設定で復号化の制限も可能

認証され復号化可能な条件を満たしたとしても、安易な復号化を避けるためにファイルを復号する際に管理者承認を必要と することが可能です。この場合、管理サーバとオンラインである必要があります。

TotalFileGuardでの復号化とは

一時的な復号化

TFGで暗号化されて保管しているファイルを修正・変更・印刷等の操作を行う目的で使用可能な状態にすること。操作終了後再度ファイルを保管するために「閉じる」操作を行うことで自動的に暗号化ファイルへ戻ります。

常時的な復号化

TFGのクライアントプログラムがインストールされていない環境へファイルを提供するような際に、一般的に閲覧可能な状態にすること。TFGのクライアントプログラムがインストールされていないPC上では通常のファイルと同様に使用できます。

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